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国語の勉強法

【古文】敬語は主語を判断するための手がかり

古文の文章では、通常、主語は省略されがちです。
その点が古文を複雑にしているわけですが、
敬語を上手く利用することで、省略された主語を判断することができます。

なぜ、敬語によって主語が判断できるのか・・・。

それにはいくつか理由があるでしょうが、

最大の理由は、古文に出てくる登場人物は
身分の上下関係がはっきりしているからだと思ってます。


通常、一般人のAさんと一般人のBさんでは、
どちらが偉いかを判断するのは難しいです。

同じ会社に勤めているなら、話は別でしょうが、
そうでなく、年もそれほど離れていない場合、互いに尊敬語を使うことでしょう。


ところが、古文の場合では、登場人物の上下関係がハッキリしています。

最高権力者の天皇から、庶民にいたるまで、
誰が誰よりエライというのが、明確に定められているんです。


そして、1つの文に出てくる登場人物は、数が限られますから、

たとえ主語が省略されていても、

誰に、どのような敬語を使ったかによって、
主語が誰であるかが、大体、推測できてしまうわけです。


このように考えると、暗記するのが面倒な敬語も
少しは勉強したくなるのではないでしょうか。

実際、欧米人が読んだらビックリするくらいに
古文は主語が省略されているので、

敬語の知識がなかったら、古文は読み進められないと思います。


古文の文章は、現代文で言うところの小説文に近いので、
登場人物の立場や人間関係を、いかに把握するかが大事です。

そのために、敬語は重要な手がかりになってくれると思います。